NPO法人福祉広場ブログ

NPO法人福祉ひろばのスタッフブログです
そうだ、紅葉に行こう。

 「そうだ 京都、行こう。」はJR東海の京都観光キャンペーンのキャッチコピーです。JRの駅などで、四季おりおりの美しい京都の景色を写したポスターを見ることができますね。
 じつはこのキャンペーンにはテレビCMもあるのですが、関西ではほとんど放送されないので京都の人には意外と知られていないようです。
 このCM、毎年春の桜と秋の紅葉で新しいバージョンが作られ関東などでは普通にテレビで流れているのですが、その訴求力たるやちょっとただごとではありません。美しい映像と美しい音楽、そして味のあるナレーションが作り出すCMの京都の風景は本当にきれいで、これを見ると「京都旅行に行きたい!」となることうけあいです。
 実際に、CMで取り上げられた寺社は参拝する人がだいぶ増えているようです。
 

 かく言う僕も、関東に住んでいた高校生のころにこのCMを見て、「京都はこんなにも美しいのか!」とすっかり魅了されてしまいました。
 今になってもそれが抜けていなくて、この季節になると京都に住んでいるのに「そうだ、京都に行こう!」と京都観光がしたくなってしまうので、今年もいろいろと紅葉を見に行ってきました。
 
 
 ただし、このCMは映像としてちょっと「美しすぎる」ので、残念ながら同じように美しい景色を実際に見ることはなかなかできません。ですが僕にとってそれが逆に、「まだ京都のどこかに、自分の見たことのない美しい景色があるはず」とさらなる京都観光のモチベーションになっているようです。
 意外とこれは、他の京都好きの方にも少し共通する思いなのかもしれません。

 
 今年の紅葉はまだまだ見頃です。京都にお住まいの方でも、もみじ狩りの前にネットで「そうだ 京都、行こう。」のCMをご覧になって、京都の美しさの再発見をされるのもおすすめですよ。

            
              居宅支援ひろば 白川

日時 2013年11月29日 23:14 | 固定リンク | コメント (5)

スマートとは?

みなさんこんにちは!
居宅支援ひろばの松村です。

私事ですが、先月の末、今更ながらスマホデビューしました。
解約やら新規契約やらが面倒臭そうで、周りの友人には「逆にガラケーの方が使いやすいから」と言ったり、「逆にLINEしてない俺かっこいいから」みたいな態度をとったりして、何とか自分を保ってきましたが、さすがにパカパカケータイのパカパカ部分が壊れ、グラグラケータイになってしまったので、重い腰を上げ、ヨドバシカメラに向かったのでした。
契約を済まし、スマホ(iPhone)を手にした私は、真っ先にLINEをダウンロードしてスタンプを押してみたり、その綺麗な画面や操作性に魅了され、帰りのバスで珍しく車酔いするくらい画面を見続けたり、すぐにスマホ派になっていました。

そして家に着き、一緒に購入したケースと保護フィルムを装着しようとしたのですが、ケースはサイズを間違え、フィルムは貼るのを失敗。
私は「ケースも保護フィルムも使わず、iPhoneありのままの姿で使うのが逆にかっこいい」と思うことにしました。
そのためとても慎重に使っていたのですが、慣れてくると段々扱いも雑になってきて、つい先日、アスファルトにスマホが落下!
簡単に画面がめちゃめちゃになりました。
そして今この文章を、ひび割れた画面を見ながら打っています。
まだ修理に出せていませんが、「ひび割れたスマホを使い続けるのが逆にかっこいい」とはさすがに思えないので、早く直したいと思います。
そしてもちろん、分厚い保護フィルムとケースでスマホを守りたいです。


居宅支援ひろば 松村



日時 2013年11月22日 12:00 | 固定リンク | コメント (5)

宮崎に行ってきました。

 先週の土日、全国発達支援通園事業連絡協議会の全国大会in宮崎が開催され、参加してきました。
 年に一度の大きな大会で、各地の様々な実践報告があったり交流ができる貴重な機会です。
参加者も北海道から沖縄まで、過去最大の人数を記録したそうです。
(去年は京都開催で、たくさんの方にご参加いただきましたが、それ以上だったようです!)

 参加されていた方は、児童発達支援事業の職員をはじめ、保健師、行政職員、学生、そして保護者の方と多岐に渡りました。
全国各地で、児童発達支援事業所(センター)が増えている、という話は聞くのですが、
まさにそれを実感することができました。

 様々な取り組みをされている事業所(センター)が集まる中、
みなさんが言われていた事。
それは、子育て中の“ちょっと育てにくな…”、“何かしんどいな…”と感じる段階からの
保護者支援、子どもたちにも小集団での療育の場を保障していこう、という事でした。
また、地域間格差をなくし、どんな場所に生まれ育っても、同じような経験が
出来るようにしていきたいという思いも
改めて確認する事ができたのではないかと思います。

 少し話は変わるのですが、その大会の懇親会で地元延岡のゆるキャラ
“のぼるくん”と出会いました。
宮崎の郷土玩具「のぼりざる」がモチーフなのだそうです。
今や、お馴染みになった“ゆるキャラ”という言葉。
私の住む地域でも、なすびの可愛らしい“ゆるキャラ”が
至る所にぶら下がっており、にこやかに出迎えてくれます。
そんな“ゆるキャラ”たちの使命のひとつは、
“地元愛”を育てることなのかなと(個人的に)思っています。

 地元の魅力を発信する取り組みを通して大人が頑張っている姿を見て、
子どもたちが何かを感じとり、地域への親しみが高まっていく。
子どもたちにとって、身近で頼れる人や場所、つまり「安心できる環境」に触れられているということは、とても大切なことだと思います。
けれど実際には、子どもたちが出会うはずの生活感や
人間味あふれたやり取りよりも先に
専門性や訓練に特化した取り組み、申請、契約などの手続きやシステムが、
支援を受け入れる前の高いハードルになっていることがあるかもしれません。
はじめの一歩としては、ゆるいつながり方がもっとあってもいいのではないかな、と感じた二日間でした。

 その土地で生まれたり、そこで育った子どもたちが大きくなり、
家庭や子どもを持った時、「ここで子育てをしていきたい!」と
その子自身が思えるような地域をつくっていければいいなと思います。

みんなが豊かな“子ども時代”を送れますように…。

(療育ひろば 水口)

日時 2013年11月15日 23:38 | 固定リンク | コメント (5)

自分の感受性くらい

先月まで、実習生が来ていた。実習日誌に指導評を書く仕事はなかなかたいへんだ。時にはコメントに困って、「1回生の時に習った○○についてもう一度振り返ってみましょう」なんて偉そうに書くけれど、私自身は大学で習ったことをほとんど忘れてしまっている。休みの日に本屋に行って社会福祉の教科書をこっそり立ち読みし、こんなことを習っていたのか!と確認している始末。でも、ひとつだけ、鮮明に覚えている授業がある。


その先生は、最初の授業で「今から黒板に詩を書きますから書き写してください」と言って茨木のり子さんの「自分の感受性くらい」という詩を書いた。その時は「この先生は、この詩が好きなんだな」くらいにしか思っていなかったが、その後働き始めてからずっとこの詩に出てくるフレーズに叱咤激励されることになる。

自分の対応がまずかったことに対して、自分で自分に言い訳を考えてしまう時「自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ」と脇腹に言葉の蹴りがとんでくる。また、上手くいってうれしい気持ちになっている時にも、上から諭されるようにこの言葉が降りてくる。

実習生を指導する側になって、あらためて、この詩を社会福祉の授業の最初に教えてくれた先生は教育者として優れた方だったと思う。そして言葉のもつ力を感じる。


・・・昨年、児童文学者の今江祥智さんと詩人の谷川俊太郎さんの対談を聞きに行った時、茨木のり子さんの「歳月」という詩集はすごい!と絶賛されていた。あの詩の人だと思い、普段は詩集に全く興味がないのだが、本屋に見に行った。読みはじめると言葉の温度が熱すぎて本を持ち続けられないくらいだった。そそくさと本を書棚に戻して帰ってきてしまった。私にはまだまだ「自分の感受性くらい」の詩が似合っている。いつか自分自身が成長して受け入れられるようになったら、あの詩集を買おう。
                   
                 (療育ひろば 市原真理) 







日時 2013年11月08日 23:32 | 固定リンク | コメント (5)

稲荷寿司には麻の実

稲荷寿司は、関東と関西では違うが、稲荷と言えば伏見稲荷が総本山。だから稲荷寿司も、もともと京都のものであるに違いない。
と、京都人は思っている。
京都では、稲荷寿司を親しみを込めて「おいなりさん」と呼ぶ。

関東の稲荷寿司は俵型だが、京都の稲荷寿司は三角形である。
その三角形が、キツネの耳の形だという説もある。

その稲荷寿司の具で欠かせないのが「麻の実(おのみ)」である。
黒ゴマだと思っている人もいるかもしれないが、
あれは本来「麻の実」が入っていたのだ。
現に近所の七味唐辛子店に行って「麻の実(おのみ)」を注文すると、
「100円も買えば稲荷寿司50個は作れるよ」
と言ってもらえた。

昔はどこのうどん屋で食べても、「おいなりさん」には「麻の実」が入っていたのだが、最近は「ごま」で代用されていることが多い。

いろいろ探してみたのだが、なかなか昔ながらの「おいなりさん」には出会えない。
そんな時、池添先生に紹介してもらって、ようやくたどり着いたのが、千本丸太町にある寿司・麺類「あさひ」であった。

店の入り口近いブースで、おやじさんが巻き寿司や鯖寿司を作っている。
そして2〜3切れずつ小皿に盛ってあるのを、自分で取っていくのだ。
お目当ての稲荷寿司は水曜日にしか作ってくれないので、何度も通って、三度目の正直でようやく食べる事が出来た。

この店はうどんの汁も、甘い。
昔ながらの京都風の味付けである。
とくにたぬきうどんが美味しい。
メニューも、京都風のうどんのラインナップが、
ずらっと揃っている。申し分ない。

ここの稲荷寿司が、本当に美味しかった。
麻の実の大きさも固さも文句ない。
カリッと味わえて楽しかった。

関東の人は「石が入っている」と思うかもしれないので要注意であるが、これこそ「京風稲荷寿司」である。


(学童ひろば・勉強ひろば 塚本)

日時 2013年11月01日 21:31 | 固定リンク | コメント (5)


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