NPO法人福祉広場ブログ

NPO法人福祉ひろばのスタッフブログです
土筆の佃煮…感謝

小学生のころの話です。父の実家が淡路島で長期の休みになると帰省していろんな体験をしました。春休みには山に行き、祖父と従妹達と毎年<土筆採り>に出かけました。
土筆は時期が早すぎても小さく、遅くてもたけてしまって穂が開いてしまい美味しくありません。丁度いいものを探すのに1日がかりで、お昼には祖母の握ったおにぎりを食べ、三ツ矢サイダーを飲みまた探す。

夕方になって帰ると、今度は採ってきた土筆の袴を採る作業が始まります。すると今度は<あく>で手が真っ黒になります。スパーの袋5つ分が3分の1くらいになります。更に祖母が大鍋で炊いてくれるですが、出来上がりは「え----?こんなにちょっと?」と大仕事のわりには申し訳ないほどしか残りません。
苦みがあり子供は苦手なのかもしれませんが、自分で採った喜びと貴重なものというありがたみを感じてか、好き嫌いの多かった私の好きな食べ物でした。

つい先日、母がその<土筆の佃煮>を持ってきてくれました。

きっと桂川で姪っ子達と採り、一連の作業をしてくれたのでしょう。ありがとう…と感謝しながら美味しくいただきました。
子供の頃の土筆採りの土のにおい…あたたかい春の風…サイダーの味…優しい祖父の顔など一瞬にしてフィードバックしてきました。

私は1度しか自分の子供には経験させてやれていませんが、それでも佃煮を食べながら「また、土筆採りにいきたいなー。」と言っているのを聞くと、行ってみようかな?と思います。

食育ってそういうことなのかも知れませんね。

療育ひろば 九谷田

日時 2015年03月27日 21:51 | 固定リンク | コメント (1)

無題(ある日のメモから)

「目薬、目洗うやつ買う」
わたしのかばんには、箇条書きのメモが捨てないで、いつまでも入っています。今日はその中の一番最近のメモについて少し話します。

さて、この時期毎年の様に悩まされる花粉症。
本来ならシーズン前に予防対策し、耳鼻科に行くなどすればいいのですが
「もしかしたら今年は治ってるかも知れないから、まあいいか」
とお気楽に構えていたある日。
朝方に突然目が覚めると、いきなりのくしゃみ。
とうとうアイツがきたのです( TДT)
今年は例年に比べるとかなり遅めでしたが、やはりきた。

やってきたなら仕方がない。その後は予想通りの展開。 
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、涙目、喉の痛み、頭重etc...
全ての症状が次々と出てきました。
その日仕事の合間に買おうと書いたメモ書き。忘れる事は無い筈なのに。
実際に薬局に行くと、目薬、洗浄剤の他に、のど飴や、花粉を防ぐスプレー、市販の鼻炎カプセルなど、予定外の買い物(予定外の出費に涙する)をしてしまい、来年こそはシーズン前に耳鼻科に行こうと、決心したのでした。

花粉症の皆さん!アイツに負けずにシーズンを乗りきりましょうね!
                     居宅支援 紀井       




日時 2015年03月20日 10:43 | 固定リンク | コメント (1)

マイブーム

最近、私の中でちょっとしたブームになっているのは、手芸です。
昔から、何か物を作るのが好きということもなく、器用なほうでもないのですが、たまたまインターネットで、フェルトで作られた本物そっくりのケーキやドーナツ、アイスクリームを見て、“かわいい!作ってみたい”と思い、すぐにフェルトや綿などを買い、作り始めました。

初めに作り始めたのは、形が簡単なドーナツから作りました。茶色はチョコレート、ピンクはストロベリーと思いながら、チクチクと縫い初めました。
”かわいい!“という思いだけで、作り始めたので、作った後のことはまったく考えてませんでした。姪っことままごとができる!と思ったのですが、まだ小さいので無理だし…。どうしよう、そうだ、ひろばに持っていこう!と。
ひろばでは、ハンバーガー屋さんやピザ屋さん、ケーキ屋さんなどいろいろなごっこ遊びをするので、ケーキ屋さんにドーナツを混ぜてもらえたらいいなと。

まだ、ドーナツしか作れてないのですが、次はケーキを作りたいです。
いつまで、私の中で手芸ブームが続くかわからないですが、ひろばの子どもたちと一緒に遊べたらいいなと思いながら、作っています。


療育ひろば 辻井

日時 2015年03月13日 22:37 | 固定リンク | コメント (5)

京都弁

先日、初めて伊勢神宮へ参拝に行ってきました。
そして、そこで聞き慣れたイントネーションを耳にしました。
「もしかして岐阜の人・・・?」
私は岐阜県出身です。確定はできませんが、同郷の人かもしれないと思えるような話し方でした。地元以外で聞くのは珍しいので顔もわからない誰かに親近感を覚え、珍しく思うほど地元を離れているのだなと改めて感じました。

京都で暮らして2年が経ちました。時々無意識に京都のイントネーションで話しているときがあります。普段はあまり話さないようにしている岐阜弁(飛騨弁)はふとしたときに出てきます。何とも中途半端で、子ども達からはちょっと変な京都弁と言われたりします。京都弁難しいです・・・。

子ども達のイントネーションをまねして話すようにしていますが、どうしても言いづらいものがあります。「セブイレ」「マクド」「ほんま」「〜しはる」。まだまだありますがこのあたりは私にとってハードルが高い言葉です。京都の人と同じようには言えません。
そう思うと、京都に来て まだ 2年なのだなと感じます。

    学童・勉強ひろば 坂下

日時 2015年03月06日 20:37 | 固定リンク | コメント (5)


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