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おんぶ
学童ひろばでは、公園や駄菓子屋さんへ歩いてお出かけもします。 いっぱい歩いて、いっぱい遊んで、(場合によっては学校で疲れ切っていたり…)へろへろになっていることもあるので、甘えられる時間をとれるように、道中おんぶをして歩くことがあります。
先日おんぶをしていて、とても印象的だったエピソードがあるのでご紹介します。
ちょっと遠い公園からひろばへの帰り道。 男の子をおんぶしていました。 ふと、小さい頃の失敗についての話になったのです。
子「ぼく小さい時おもらししたことあるわ」 私「先生も小さい時したことあるよ〜」 子「え!女の子なのに!?なんで!?」 なんで?の意味がはじめわからなくて、聞き返してみました。
私「女の子もするよ。なんでそう思ったの?」 子「だっておちんちんないよね!おしっこしないじゃん」
私もびっくり!!したのですが、なるほど、 自分との違い、経験のないこと、そう捉えてもおかしくないよなあと思いました。
その後、男の子と女の子は身体は違うけど、同じところもあるんだよというようなことを話していると、その子も驚いていました。
それからもゆっくり話をしていたのですが、赤ちゃんが産まれるときの話にまで発展し、その子は 「男の子だから赤ちゃんを産む時に痛いとかなくてよかった」 「女の子だったら痛いのが嫌だから結婚しない、赤ちゃんも産まない」 「でも本当に女の子に生まれ変わって、もし子どもが欲しいと思ったら…。うーん…もしかしたら我慢する方を選ぶかも」と。
小学校低学年とは思えないような、なんだかとても深い話が出来て、これまたびっくりしてしまいました…!
面と向かって話すと、話しにくいこと、 自分のしんどかったこと、悩みや苦手なことについての話、 恥ずかしくてふざけたり、誤魔化してしまいそうな話も、 おんぶをするとぽろっと出てくることがあります。 全身を受け止めてもらえているという安心感と、 お互いの顔が見えないので、反応を気にしなくていい、恥ずかしくないという一面があるのかなと思いました。
「小学生にもなって、おんぶなんて…」と思われる方もおられるかなと思います。 でもおんぶをすることで、こんなにいいこと、面白いこともあるんだと気が付くと、そういう時間も大切にしたいなと思う今日この頃です。
更新遅くなり、すみません! 学童ひろば 山本
日時 2021年07月01日 14:40 |
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コメント (3)
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1. 名前:いけぞえもと 日時:2021/07/22-10:27
ご苦労様、でもたくさんしてあげてね
2. 名前:いけぞえもと 日時:2021/07/23-22:21
ご苦労様、でもたくさんしてあげてね
3. 名前:いけぞえもと 日時:2021/07/24-14:43
ご苦労様、でもたくさんしてあげてね
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