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〜北欧研修〜
こんばんは。 白梅町ひろばの横山です。 タイトルにもあるように9月中旬に北欧研修へ行かせてもらうため長期のお休みをいただきました。
福祉の仕事をするなら北欧には行っておかないとなー!いつか行けたらいいなー!と考えていました。それを池添先生にぽろっと話すと、北欧研修あるよ!!!と教えてもらったのが去年。一年越しで行きたい思いを叶えることができました。北欧研修のことを話すと「いっておいでー!今しか行けへんし!」と快く送り出してくれた先生たちに感謝の気持ちでいっぱいです。
前置きが長くなりましたが、北欧研修ではスウェーデンと、フィンランドの二か国に行きました。 基礎特別支援学校、保育園、病院、盲ろう者のハビリテーリング施設、精神障害者の日中活動の場、高齢者施設、家族の支援の施設などかなり内容の濃い視察をさせていただきました。 事前に簡単な勉強はしていましたがそれだけでは知識が追いつかないうえに、たくさんの情報が入ってくるので毎日脳みそが悲鳴をあげていました。聞いているときはわかっているつもりでも、あとになって質問が出てきたり、この捉え方であっているのかな?と思うことが何度もありました。
現地では通訳の方が同行してくださり、訳して伝えてくれるのですが直接話が聞ければもっと面白いのになーと思う日々でした。 フィンランドでは、フィンランド語勉強しよかな?スウェーデンでは、やっぱりスウェーデン語かな?いや、まずは英語かな?!と、自分の乏しい語学力が残念に感じました。
フィンランドとスウェーデンで情勢や、福祉の考え方を聞いたときに「日本では同じようにするのはまず無理!あー、日本じゃなくて北欧に生まれたかった!その方がきっと幸せに暮らせるんじゃないか!」と思ったのが初めの感想です。 しかしあるとき、参加メンバーのひとりの方が「北欧だからって言っててもだめよねー」と話しているのを聞いて、ハッとさせられました。 「わたしは、北欧と日本を比べるためにここにきたわけじゃない」と感じたのです。北欧と日本を比べても、そもそも国が違うんだし、歩んできた歴史も違う。ただ、良い悪いで比べることにはまったく意味がないのだと気がつきました。 日本も福祉制度がもっともっと充実したらいいのにと思っていても、例えば?と聞かれると「えーっと」と答えに詰まってしまいます。母国なのに自分の国のことをよく知らないのです。文句はいっぱい出てきても、なぜ今の制度になったのかということを説明できないし、どうしてほしいかが言えないのです。こういうところがダメなんだなーと。もっと自分の国について知ることが必要だなと感じました。
視察がない日は、フィンランドからスウェーデンまでシリアラインという豪華客船で移動をしたり、少しだけ自由行動の時間もありました。 マリメッコやムーミンショップでお買い物をしたり、市内の観光をすることもできました。普段あまり物欲がないのですが、お土産を買わないと!!!!と火がつき、爆買い日本人に。笑 帰る頃にはスーツケースの半分がお土産になっていました(^-^) でも、どのお土産も評判がよかったので我ながらいいチョイスだった!と大満足でした!!!
10日間の研修でしたが、体感としては1ヶ月ぐらい働かず過ごしたように感じるぐらい時間の流れがゆっくりとしていました。 北欧研修は、26年間生きてきて、一番高い買い物でした。自己投資!と腹をくくり、参加費を入金したのもいい思い出です。笑 また行きたいです!
写真は車椅子のまま乗れるブランコです。
日時 2019年10月04日 23:00 |
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