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読書でサプライズ
みなさん、こんにちは! 居宅支援ひろばの松村です。
最近、”叙述トリック”という手法を使った小説をたまたま読みまして、それ以来この叙述トリックにすっかりハマっています。
叙述トリックとは、作者が読者を騙すための、文章の仕掛けのことです。 読者の先入観を利用し、作品の登場人物、時間、場所などを意図的に勘違いさせておいて、最後の最後で種明かしをすることで、読者は天地がひっくり返るような衝撃を味わう、という感じです。 初めてこの手法が使われている本を読み終わったときは、それまで頭の中で描いてきた作品の世界が、実は全然違っていたことが最後の数行で判明し、あまりの事態に頭の整理が追いつかず、文字通り唖然としてしまってしばらく動けなかったです。 ただビックリするだけでは終わらず、種が分かった上でもう一度本を読み返すと、作品の本当の姿が浮かび上がってきて、「ホンマや、騙されてた!」と二度楽しめるところがミソです。
それから私は、この「ここまで騙されると逆にアッパレ感」をまた味わいたくて、叙述トリック作品を買いまくる日々が始まりました。 本当は叙述トリック作品と知らずに読むことが一番のビックリに繋がると思うのですが、この場合それはもう無理な話なので、ネットでネタバレを見ないように気をつけながら、名作とされる作品の名前をメモし、それを片手にブックオフ(たまに古本市場)をウロウロしています。
騙されたいがために、騙すための仕掛けが施されている本を調べて購入し、騙されているとわかっていながらページをめくるという読書は、教養が全く身につかない気がしますが、毎回「騙された!」と新鮮な驚きが味わえて、中々充実した日々を送っています。
居宅支援ひろば 松村
日時 2016年01月29日 21:36 |
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