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ピザの中心で仕事を考える
福祉広場のスタッフ会議は毎月「ピザ会議」と銘打って開催しています。私の思いは、「小さいパイをみんなで分け合う」そんな気持ちから名付けました。本当にピザも注文します。支援の現場から駆けつけるスタッフ、放課後デイサービスや勉強ひろばの仕事を終えて参加するスタッフと時間通りにはなかなか集まれませんが、ピザを食べながら待っているとそのうち全員集合となります。ということで毎月1回は宅配ピザを食べています。 そこで疑問に思ったこと一つ。きっとイタリアはあり得ない四角いピザが机に並んでいます。四角い箱に無駄なくおさまっているピザくん。真ん中ラインが交差する切り方ではなく、碁盤の目のように規則正しくそして、一つが小さくて食べやすい。本場イタリアではクルクル生地を回して薄くする技が競われていると見聞きしました。四角では無理でしょう。日本では四角い布団を回す技が得意な芸人さんがおられましたが。
何でも回せますが、ピザ生地はやっぱり丸じゃないとダメだろうと思います。となると、やはり日本でしかお目にかかれないのではと。イタリア人はどのように思っているのだろうか、きっとカリフォルニアロールを見たときの日本人の感覚と似ているかもしれません。同じ粉モンでもお好み焼きとピザ、チジミ、ホットケーキとナン、ところ変われば品が変わります。世界は広いけれど、考えることはよく似ている、でも少しずつ違って歴史を刻み、人々の食欲を満たしています。そして、他の国で姿を変え、発展しているのもおもしろいと思いました。 誰もがあたり前にその人らしく生きる権利を保障するために、福祉広場が役割を果たせるようにピザ会議で知恵を集め、議論をしています。その成果が、それぞれの現場で、一番良い形で変化し発展してくれる事を願っていると四角いピザから考えました。 池添 素
日時 2013年01月18日 18:30 |
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