NPO法人福祉広場ブログ

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■ いってきた北欧

５月１０から１９日までの１０日間、スエーデンとフィンランドの北欧２国を旅してきました。北欧が好きで、何度も足を運んだツアーの皆様の仲間に入れてもらって出かけました。ウクライナへのロシアの侵攻真っただ中で、飛行機はお地球を大回りして１２時間かけて羽田空港からフィンランドのヘルシンキ空港へ。何年も海外へ出かけたことがない高齢者がいきなりの長旅、ダウンしないかと心配でしたが、無事羽田空港につき、翌日からのハードスケジュールも何とかこなして、元気に帰国後１か月が過ぎようとしています。
私にとっては１０日間の旅行も北欧も初めて。いくつかの障害者施設などの視察はあっても、旅人の一人で、なんとも気楽な時間と空間だったことも初めて。いろんな地方のお料理をいただき、友と語り合い、よく笑った旅でした。やはり非日常のもつ魅力は人生において必要なもので、生きることを確かめる時間でもあるのだと認識しました。
コロナ禍で旅行どころか外出も制限されていた３年間で失ったものが何であるかを振り返ることは難しいことですが、以前の生活が少し戻ってくる中で旅行のもつ意味は、実際に旅ができるようになると、「失ってきたもの」を認識することができるような気がします。「いつもと違う時間・場所・経験」が、いつもに足らないものやいつもをもっと豊かにするために必要なものに気づかせてくれるのでは。いろんなことを考えた旅でした。もちろんマスクをしている人はいません。ワンちゃんが電車や地下鉄にたくさん飼い主と一緒に乗ってくる光景はとても新鮮でした。そして、当たり前に大きなベビーカーが何台も車両に乗っている社会こそが子育てしやすい国だと。日本はまだまだ、少子化は進む一方だと悲しくなりました。
池添

日時 2023年06月16日 20:12 | 固定リンク | コメント (0)