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宮崎に行ってきました。
先週の土日、全国発達支援通園事業連絡協議会の全国大会in宮崎が開催され、参加してきました。 年に一度の大きな大会で、各地の様々な実践報告があったり交流ができる貴重な機会です。 参加者も北海道から沖縄まで、過去最大の人数を記録したそうです。 (去年は京都開催で、たくさんの方にご参加いただきましたが、それ以上だったようです!)
参加されていた方は、児童発達支援事業の職員をはじめ、保健師、行政職員、学生、そして保護者の方と多岐に渡りました。 全国各地で、児童発達支援事業所(センター)が増えている、という話は聞くのですが、 まさにそれを実感することができました。
様々な取り組みをされている事業所(センター)が集まる中、 みなさんが言われていた事。 それは、子育て中の“ちょっと育てにくな…”、“何かしんどいな…”と感じる段階からの 保護者支援、子どもたちにも小集団での療育の場を保障していこう、という事でした。 また、地域間格差をなくし、どんな場所に生まれ育っても、同じような経験が 出来るようにしていきたいという思いも 改めて確認する事ができたのではないかと思います。
少し話は変わるのですが、その大会の懇親会で地元延岡のゆるキャラ “のぼるくん”と出会いました。 宮崎の郷土玩具「のぼりざる」がモチーフなのだそうです。 今や、お馴染みになった“ゆるキャラ”という言葉。 私の住む地域でも、なすびの可愛らしい“ゆるキャラ”が 至る所にぶら下がっており、にこやかに出迎えてくれます。 そんな“ゆるキャラ”たちの使命のひとつは、 “地元愛”を育てることなのかなと(個人的に)思っています。
地元の魅力を発信する取り組みを通して大人が頑張っている姿を見て、 子どもたちが何かを感じとり、地域への親しみが高まっていく。 子どもたちにとって、身近で頼れる人や場所、つまり「安心できる環境」に触れられているということは、とても大切なことだと思います。 けれど実際には、子どもたちが出会うはずの生活感や 人間味あふれたやり取りよりも先に 専門性や訓練に特化した取り組み、申請、契約などの手続きやシステムが、 支援を受け入れる前の高いハードルになっていることがあるかもしれません。 はじめの一歩としては、ゆるいつながり方がもっとあってもいいのではないかな、と感じた二日間でした。
その土地で生まれたり、そこで育った子どもたちが大きくなり、 家庭や子どもを持った時、「ここで子育てをしていきたい!」と その子自身が思えるような地域をつくっていければいいなと思います。
みんなが豊かな“子ども時代”を送れますように…。
(療育ひろば 水口)
日時 2013年11月15日 23:38 |
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