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トルコライス
下鴨に「のらくろ」という洋食屋がある。 そこの名物料理に「トルコライス」がある。 オムライスの卵の部分に、 薄いビフカツがついている。 ビフカツを並べて卵を流して焼いた感じ。 では、この料理をなぜ「トルコライス」と名付けたのだろうか。
「トルコライス」といえば、全国的には長崎の名物料理で、 トンカツ、ナポリタン、ピラフがワンプレートに乗ったものが有名だ。
たまたま長崎に行くことがあったので、 トルコライスなるものを食べに行った。 普通のレストランに、 何種類ものトルコライスが並んでいた。 海老フライやハンバーグ、トンカツなどが、ナポリタンと一緒に ピラフの皿に載っていた。 「キングトルコライス」という「全部載せ」みたいなのを注文してみた。 洋食に出てくるあらゆる料理が一皿に詰まっているようだ。
これが、なぜ「トルコライス」なのだろうか。 いろいろな説があるが、 私はトルコ料理の「ピラウ」(フランスに渡り「ピラフ」となった)が基だろうと思う。 皿の上にピラフが載っている。 トルコ料理では,他の料理を載せることはない。 それを日本では、 そこにトンカツやナポリタンを付け合わせて豪華にしたのだろう。 味は、いろいろあるかもしれないが、 これは「大人」の「お子様ランチ」だ。 ありとあらゆるものが載っているのだから。
グラバー園に行くと「西洋料理発祥の地」というのがあった。
「洋食」というと、たいてい「ライス」をつける。 西洋料理ではなく、西洋風日本料理である。 古き時代の日本人の 西洋へのあこがれが載っているように感じた。
(勉強ひろば 塚本)
日時 2015年05月01日 16:26 |
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