★★★ アドバイス ★★★
食塩を取りすぎると、血圧は上昇します。摂りすぎた塩分を薄めるために水を摂りすぎてしまうために、血液の量と脈拍が上昇し、血管にかかる圧力が増すためです。同時に食塩の成分であるナトリウムが交感神経を刺激し血管を収縮させることも原因です。最近では食塩感受性高血圧の遺伝子がつきとめられています。このタイプの高血圧の人は利尿剤が有効だとされています。とすれば、食塩感受性高血圧の人は利尿剤をのみ、食塩非感受性高血圧の人は塩分に強いことになりますから、食塩を取ってもだいじょうふ?しかし、これはエビデンスがありませんから、やはり暴論でしょう。(上京病院・吉中丈志)
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