ひゅうまん京都:新着情報履歴

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2015/1/12  三連休の2日間、土曜日は群馬県岩宿にある保育園の保護者の皆さんにお話をしたり、翌日曜日は東京都江東区にある乳幼児親子教室創立30周年記念講演会に呼んでいただいたりで、知らない場所をうろうろ。

 しかし、どこでも若いママやパパたちが一生懸命子育てしている姿に励まされます。少しでもがんばりすぎないで、でも子どもの気持ちを大切にして、必要なかかわりを大切にした子育てに取り組んでほしいと願いながらお話をさせていただくのですが、いつも話し終えてからの質問に考えさせられたり、学んだりすることのほうが多いと感じます。

 今回も、「何でも買ってあげていて、家がおもちゃでいっぱいなのですが、どうすればよいですか?」とどこの家でも抱える悩みを話してくださった若いママ。私の話の「子どもがほしいものは何でも買ってあげよう」はいつも反響があり、いろんな質問が出ます。

 江東区の親子教室では「子どもが幼稚園で教室に入れずに一人園庭にいる姿を見て妻がショックを受けた、どのように支えたらよいか教えてほしい」という質問が出て、会場にいるママたちから拍手が起こりました。そんなパパへの嬉しい応援拍手です。

 そして、話し終えてからフロアーにもどると、すごいサプライズが待っていました。「私は京都で出された『療育ってええな』の本を読んで、療育に通うことにしました。親子教室に通うのに不安があったので、図書館でこの本を見つけて読んで、少し気持ちが楽になり、積極的に療育に通おうと思いました。そこに書かれた先生が来られるということで今日聞きに来ました」と。

 京都の「子どもたちの保育療育をよくする会」で作った『療育ってええな』の本は全国にも普及していて、療育に迷っているママたちの手元にも届いているのです。まさに本をつくった動機が生かされ、一組の親子を療育に導くことができたことを知らせてもらいました。こんなうれしいことはありません。療育は何をするところなのか、実際通ってみなければわかりません。そして、今「療育」と称して金儲けに使っているところもあります。そんな中で、療育が目指しているものを知っていただく手掛かりにしていただけたことがうれしい。今年一番の私の嬉しい!です。まだ12日目ですが。
 

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