2015/1/17 | この一週間、とにかく忙しい時間を過ごし、パソコンやスマホで自分の想いをつずる時間はありませんでした。思い返せば、20年間も何をしていたのかを思い出すことができません。速い時間の経過で、20年を実感できません。 でも、20年前の1月17日のことは目にも耳にも肌にも、気持ちにも鮮明です。そして一週間が経過して、初めて震災地に入り、障害者支援のセンターに集合して、避難所となっている体育館に視覚障害の方を訪ねたり、自宅から出られない障害者の方を訪ねたり、できることは少なかったが、いても立っても居られない気持ちだった。 やはりそこで実感したのは、その人のことを全く知らない人は何も支援できないということ。その方の昔や現在や未来への希望をよく知っている人の支援が必要であること。 つまり、日常が試されるということ、どれだけ地域の支援が充実しているか。それを考えると心もとない阪神大震災からの20年後の姿。もっともっと足元を見つめ、自分のできることに取り組まねばと思う。 1月17日の正午から社会福祉法人みやこの新春の集いがひらかれる。そこでの理事長挨拶は私にとっても大仕事。今年一年、仲間や家族、そして支えてくれる人たちの力を合わせて大切な日常を紡ぐスタートです。 |