ひゅうまん京都:新着情報履歴

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2015/4/1  四月と新年度が始まりました。そしてエイプリルフール、みんなが幸せになる日になるといいなーと思う始まりの朝です。そして新しい事業所が今日からスタートします。

 京都市内で、療育を受けたくて待機している親子は2月ごろ500人近くいるといわれていました。その中には、昨年も入れずに2年越しで待機している人もいるそうです。

 我が子が育てにくかったり、保育園や幼稚園でお友達とうまく遊べないなど、発達に弱さがあり、専門的なサポーとが必要とされる子どもや子ども理解が難しくて悩んでいる保護者はたくさんいます。

 「なにかさせる」訓練ではなく、遊びを通して身体を使い、心を動かし、大人との信頼関係の中で意欲や自信を育て、家庭や集団の中で自分の力を発揮できる基盤をつくることを目的にしている療育の場。

 子どもを儲けの対象ではなく、子どもの育ちを保障する場として、一日も早く新しい療育の場をつくりたいと、場所探しに奔走し、様々な壁をクリアして、ベストではないがベターな場所を借りることができました。

 既成の場所を少しでも使いやすくするためにスタッフの奮闘は夜遅くまで続きました。そして3月31日に京都市からの事業所指定がおり、今日から新規利用親子の面接が始まります。

 場所は烏丸今出川の交差点から3分の交通至便な場所。駐車場はないが、その分交通の便利さでカバー。園庭はないが、近くに誰もが利用できる京都御苑、御所があります。

 スタッフは長年療育に携わってきたベテランと中堅そして新人が携わります。私も白梅町から自転車で15分で行きやすい場所。

 児童発達支援事業所の名前は『御所ひろば』。NPO福祉広場では4つ目の事業所になります。スタッフは20名弱の大所帯になります。

 社会の動きは弱者に冷たい流れが強い中で、今できることは何か、今求められていることはどんなこと、自分たちでできることは何だろうかを模索しながら一歩ずつ前に進みたいと強く思っています。

 そして少しでも子どもが安心して育ち、保護者が子育てを楽しいと思える一年のスタートにしたい。今年度もよろしく(いけぞえもと)

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