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☆2020/6/20更新☆
Before、After。脳幹梗塞の影響で、顔の右半分が歪んでいて、その結果、右の口元が閉まりにくいのです。口元が閉まりにくいと、とりわけ破裂音(パ行、タ行、カ行)が聞こえづらい。僕は正常に発音しているつもりですが、聞く側の人は聞きとりにくいようです。その証拠に、その部分は、しばしば聞き返されます。
それで、ST(言語聴覚訓練士)とのリハビリでは、右側の口元を上げる訓練をしています。口を真一文字にすることによって、顔が「正常」なものになります。強制的に、一時ではありますが「正常」な顔にします。だらしない顔が、「正常」なそれになるのです。文字通り強制的ですから、そのときかぎりの「正常」です。
この訓練(リハビリ)をすることで、口を閉じ、口を真一文字に結ぶ習慣をつけようという訳ですが、このリハビリも効果はわずかです。というより、効果は見えづらいのです。何年もこれを続けていますが・・。そもそも、リハビリはそういうものかも知れません。ここまでは、口を真一文字に結んで、きりっとした顔で書きました。
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