編集長の毒吐録
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☆2020/7/2更新☆

<きのうを振り返りあしたを見晴るかす❺>【無言宣伝を始めた日】特定秘密保護法に対する異議申し立てが広がりを見せた2013年12月4日から、「一人街宣」(当時はそう呼んでいました)を始めました。❶12月4日。「異議あり!秘密保護法」と書いて「一人街宣」。

❷12月5日。京都市北区の嵐電(らんでん)の北野白梅町駅前、雲ひとつない晴れあがった空です。首から「異議あり!秘密保護法」と書いてある紙をぶらさげました(昨日は手で持っていました)。「僕も反対です」など声をかけてくださる大学学部長、「目サイン」を送ってくださる人が何人も。拡声器も使えず(言語障害があるので)、チラシも撒けず(右手が不随意運動をする)、ひたすら座って訴えるしかありませんが、それでも多くの人に思いを伝えられました(自己満足?)。同日午後4時過ぎ、特定秘密保護法案が参議院の委員会で採決されました。

❸12月6日。「採決強行/抗議」と書いて交差点を前に見て車いすで無言の宣伝。何人もの人が声をかけてくださり感激。特定秘密保護法案の委員会採決強行に抗議しての行動です。

❹12月7日。「抗議!秘密保護法」と書いて無言宣伝。<言葉は、どれほど鋭くても、またどれほど多くの人々の声となっても、1台の戦車さえ破壊することはできない。戦車は、すべての声を沈黙させることができるし、プラハの全体を破壊することさえもできる。しかし、プラハ街頭における戦車の存在そのものをみずから正当化することだけはできないだろう。・・1968年の夏、小雨に濡れたプラハの街頭に対峙していたのは、圧倒的で無力な戦車と、無力で圧倒的な言葉であった>(加藤周一「言葉と戦車」)

❺12月8日。「不許/秘密保護法」と書きました。72年前の今日、帝国日本はアジア・太平洋戦争を始めました。この日、白梅町交差点で、「民主府政の会」が京都府知事選挙の候補者・尾崎望さん(医師)のお披露目タウンミーティングがありました。

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