2014/12/3 | ちゃっぽんは突然お母さんや私たちの前からいなくなってしまいました。重い障害をもちながら、それはそれはかしこいお嬢さんで、私にたくさんのことを教えてくれました。 私が彼女の気持ちを読み取れない時の表情や、うまく伝わった時の笑顔、気持ちの良いときの身体のゆるみ、私の経験を豊かにしてくれた恩人です。 そして、何より感じたのは「今日もよろしく」という彼女の私への気遣いのすごいこと。でもそれだけでなく、「今日は何してくれるの?」という目で私を見て、わたしはその気迫に「ヨッシャ」と燃えるのです。 お通夜では、彼女が集めてくれた懐かしい人々に出会いました。お母さんはわかるが、本人は変化著しくて紹介してもらわないと分からないほど年月が経っていることを実感。いつも思うが、うんとたくさん苦労してきたはずなのに、変わらぬ母たちの輝き。 ちゃっぽんと音楽で切磋琢磨してきた時間は私の宝物。第九の出演、シンクロ、いっぱい活躍してきた場を持つ彼女はたくさんのつながりがあり、みんなその場を去りがたい気持ちを共有しました。 |