2015/7/4 | 国会の動向に焦りながら、若者や研究者の皆さんの新しい動きに励まさる毎日です。何とかしなければと思いながら街を歩いていると、本当に厳しい現実とたくさん出会ってしまいます。いろんなことがすべて戦争法につながっていっていると実感します。 今日相方と新しくできた上京ワークハウスのあたらしい事業所ステップ糸屋に白梅町から歩いて出かけました。いつものように一条通を東へ、商店街は空き店舗も多く閑散としていますが、それでも歩いている人はいます。 いつものようにある花屋さんが閉まっています。そして張り紙が、「百三十年に亘るご哀願をいただき誠にありがとう御座いました」と。もう一つの張り紙には、「後継の縁に恵まれず断腸の思いで」と書いてあります。130年は短くありません。長きにわたり誇り高き北野商店街の一員としての誇りがつづられています。残念です。 昨日仕事の帰り西大路通を自転車で走っていたら千本北大路を西に入った紙屋川の向こうに合ったエムジーのスーパーも閉店です。ここも古くからの老舗のスーパーです。千北の東にできたイズミヤに勝てなかったようです。 そしてそのままわら天神を超えて西側のバス停前にあった、気難しいおじちゃんの和菓子屋さんも建物が売りに出ています。ここも私の小さいころからあった店。 そして夜に出かけたなじみの居酒屋でショックな話を聞かされることに。庶民の生活は今やフツーに生き残ることが難しくなってきているように感じます。 健康で穏やかで楽しい暮らしではなく、ギリギリでイライラして不健康な生活で、この国の行く末を考える気力がそぎ取られてしまう、これも国民を無気力、無関心にする狙いだと、そんな気がしてなりません。 7月5日は京障連の2015年度の総会です。京都から発信できることがあるはずです。あきらめない粘り強さで一歩ずつ前進を。 |