編集長の毒吐録
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☆2020/6/7更新☆

一昨日6月5日朝10過ぎ。長い期間、「大学の街」京都で、大学の門が閉じられていました。それに応じて、立命館大学も閉鎖されていました。京都産業大学から新型コロナウイルスの患者が出たという理屈で、全ての大学の門を閉じられていたのです。僕の直接の用件は、生協ブックセンターで注文していた本を受けとることでした。

「非常事態宣言」が解除され、「日常」が戻ろうかという日ですが、立命館大学はガラガラ、人の姿が見えませんでした。これまで、何十回となく通った大学で、得難い経験をしました。構内に見えたのは僕とヘルパーさんだけが、30度に近い暑いぐらいの太陽を浴びて、散歩を愉しみました。人の姿が見えないのは「想定外」でした。「古都京都の文化財」とも言うべき大学なのに・・。絶句!

コロナ禍の威力、「自粛」強要の「権威」などを痛感しました。「不要不急」とは最も縁遠いはずの「知の殿堂」の現実です。コロナ禍を克服し、新型コロナウイルスと「共生」する方途、感染症対策を、「知の殿堂」こそを探って欲しいと思いました。

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