編集長の毒吐録
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☆2020/7/12更新☆

12日の週刊新聞『京都民報』論談欄に“生き生き働き暮らす姿でこそ 相模原障害者殺傷事件4年・横浜地裁判決にも触れて”と題する鈴木勉さん(佛教大学社会福祉学部教授)の論考が載った。4年前の2016年7月26日未明、相模原市にある障害者施設「やまゆり園」に、元職員だった男が侵入して入所者19人を刺殺し、入所者・職員26人に重軽傷を負わせた事件を扱っている。

植松聖被告に、20年3月、横浜地裁は死刑の判決を下し、その後、被告も控訴せず死刑判決が確定した。起訴状などによると、植松は16年7月26日未明、園に侵入し、職員を縛ったうえで重度障害の入所者を次々に襲って首を刺すなどしたという。植松は警察の調べに対し、「障害者なんていなくなればいいと思った」などと供述しているという。

僕らは、『相模原殺傷事件から半年―なにが問題か?あなたはどうする?』(17年1月26日)、『相模原殺傷事件から1年―なにが問題か?あなたはどうする?』(17年7月26日)、『相模原殺傷事件から2年―なにが問題か?あなたはどうする?』(18年7月26日)、『相模原殺傷事件から3年―なにが問題か?あなたはどうする?』(19年7月26日)と、過去4回、何百人もの人と、「優生思想」なるものを考えてきた。今年⒛年7月26日も、『相模原殺傷事件から4年―なにが問題か?あなたはどうする?』を開くべく準備をしてきたが、コロナ禍で中止のやむなきに至った。鈴木教授はこの集会の実行委員長、かつ問題提起者でもあった。本論考はその代わりになるものとして執筆された。

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