2014/10/10 | 一週間は飛ぶようにすぎ、今週は、京都を中心にうろうろ。この時期にはずせないのが社会福祉士の資格取得のための実習をしている実習生の実習現場に出かけ、学生さんたちの実習をサポートする仕事。 いろいろな社会福祉の現場にお邪魔できるので、楽しみもあるのですが、それ以上に学生さんたちの様子が心配です。面接して、最後まで頑張れそうですとの言葉を聞くとホッとして帰れますが、心細い表情に出会うと後ろ髪を引かれる想いで「がんばれ」と励まします。 年々実習が楽しくない感じになっています。私のころはと言っても40年前ですが、現場に出ることが楽しくてうきうきしていたことは今でも覚えています。 資格取得に必要な期間を無事に終えることが目的で、そこでの学びが見えてこない。事前学習も事後の振り返りも深まりがいまいちで、指導する側としてはこの点での苦労や工夫があります。 現場で学ぶ、現場から学ぶは、社会福祉を学んでいるものにとっては欠かせないことで、机上の空論を避けるためにも必要なこと。 座学で学べなかったことが現場にはごろごろ、これをしっかりと拾って、資格取得を目指してほしいところ。 さて金曜日の午前は最後の実習先へ大阪まで。午後は、実習を終えた学生さんたちとのゼミ。どのように実習を振り返るかも大切。夜は明日からの東京、盛岡、陸前高田行の準備。台風が追いかけてくる天気、あるいは帰ってくるときぶつからないように。(いけぞえもと) |