ひゅうまん京都:新着情報履歴

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2015/10/9  障害者自立支援法ができたとき、障害があるから利用料負担が発生するこの法律は絶対間違っていると、10年前に「障害乳幼児の療育に応益負担を持ち込ませない会」を結成しました。日比谷音楽堂で結成のチラシをまき、活動がスタートしました。会の代表は茂木俊彦先生にお願いしました。「私でよければ」と快く引き受けてくださいました。もちろん忙しい先生ですから、副代表はフットワークの良いメンバーで固め、事務局長は私がすることになりました。長く、粘り強い運動でした、そして今でも応益負担が無くならないので続いています。活動の成果はたくさんたくさんありますが、一番は利用料負担の上限を求めて実現したことです。もしこの「もち込ませない会」がなかったら、障害児を育てる家庭の家計を圧迫し続けていました。しかし、まだまだ「もち込ませない会」がやるべき運動課題は山積みで、闘いの途中です。その先頭を走ってくださっていた、茂木先生が9月25日病気のため人生を閉じられる悲しい現実に直面しました。

 10月4日、日曜日の朝から「もち込ませない会」の情報共有学習会を開催しました。会場いっぱいの参加者が全国各地から集まりました。学習会は、たくさんたくさんお世話になった茂木先生に感謝し、さらにがんばる決意を込める黙とうから始めました。1分の間に走馬灯のように茂木先生との様々な活動がよみがえります。いざというときは必ず手を差し伸べてくださり、情勢をシャープに語ってくださり、その後押しで頑張れてこれました。

 「もち込ませない会」がまだまだ課題があり、闘いの途中であるように、茂木先生も同じ気持であったのではないかとおもいます。その思いを引き継ぎ、粘り強く、しなやかに、シャープに、カッコよく、まだまだ子どもたちやお母さんたちの切実な思いを厚生労働省に届けます。「もち込ませない会」は新しい代表に引き継がれ、活動も続きます。茂木先生見ていてくださいね。

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