亮ちゃんの子育て・親育ち日記
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第534回 ストーリー復習
 NHKラジオの読書番組をデジタル化させる作業の中で、昔、読んだりこのテープで聞いたりしたストーリーを、改めて今聞き直していると、新しい発見がたくさんあった。

 例えば、ヘレン・ケラーは19ヶ月で熱病に罹り、その結果、例の三重苦を背負ったのだということを知った。今、加奈子はまだ14.5ヶ月で、次の3月で19ヶ月になる。その時期に、ヘレンのような状態になるとしたら、これは本人もシンドイだろうけど、親としてもツラいだろうな…親になった今は、ちょっと違った見方ができるなあ。

 今日から、高学年向けの名作編に入った。最初に聞いた時は、なにがオモシロいのかよくわからなかった物語も、今聞くと、「おお!そういう話だったのか」と納得いくモノだ。「ピエールとリュース」「ヘルマンとドロテア」「銀のナイフ」「光あるうち光の中を歩め」「みずうみ」などなど、ドドッと名作を振り返り、腹一杯の状態である。

 昼間のデジタル化作業を一段落させ、ボーっとした頭で加奈子を迎えに行った。相変わらず「やぁ!」という感じで、クールなお出迎えだった。どうも、あんまり帰りたくないみたいだ。保育園がとっても楽しそうだ。今日も、「歌が始まるとノリノリですね」と言われた。

 夜は、遊び疲れたのか、早くに寝付いた加奈子を見ていると、右目の下に小さなほくろを発見した。加奈子の初めてのほくろだ。僕は、ほくろなんかは、最初から付いているもんだと思っていた。だから、加奈子が生まれて、ツルッツルで曇りのない肌を見た時に、「あ〜、赤ちゃん肌って、ことかぁ」と感激したモノだった。

 最後に、スポーツネタ二つ。巨人の松井メジャーへについて。とうとう行く決心をしたか!いろいろ言われながらも、自分の意志を通し、上を目指すというのは素晴らしい。彼は初の、独身渡米野手選手になるんじゃないだろうか?それとも渡米前に突然結婚か?

 もう一つ、高知県での国民体育大会で、開催地の天皇杯獲得が途切れたことについて。やっと、アホな前例主義から抜け出す都道府県が出たか!さすが高知県!国体そのもののあり方については、遠山文部科学大臣が「国民のスポーツへの関心を広める重要な意義をもった行事であり」と言ったらしいが、国体にそんな役割があると思い込んでいるとは、ちょっと「まじ?」と言いたくなる。今や、多くの国民にとって、国体は開催されていることさえ、知らないような出来事なのではないだろうか?

(ほぼ毎日の更新予定です)
 筆者紹介
山田亮
昨年8月12日、第1子の加奈子ちゃんが生まれた。
誕生前の第1段階、誕生後の第2段階、そして和子さんの産休が明ける第3段階と毎日更新中のこの報告に人気が集まる。滋賀医科大学に車通勤の和子さんとの3人暮らし。福祉研究者、基礎経済科学研究所事務局長、主夫と八面六臂の大活躍。ホームページもユニーク(「山田亮のアンチマッチョ宣言」

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