亮ちゃんの子育て・親育ち日記
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第294回 新車納入
 午前中、予定どおりに自動車が到着した。韓国車やドイツ車も考えたが、結局、カローラランクスになった。さっそく半日乗ってみたが、本当に可もなく不可もない車という印象だ。これがトヨタ車のトヨタ車たる所以だろう。

 さて、納車後、一番に向かった先。それは方除けの神様を奉る城南宮だ。ご祈祷代5,000円也。これが高いか安いかは、今後の行い次第だ。神官の柏手の音が余りにも見事だったので、祈祷の後、柏手のレクチャーを受けた。拝観券付きだったので、城南宮の庭園を見て回った。梅はまだ五分咲きだった。抹茶を頂いてホッコリした頃、お腹が激減りなのに気付いた。子どもが産まれる前に良く訪れた居酒屋のランチメニューを食べた。加奈子は祈祷中にちょっとグズった以外は大人しくしていた。自動車に乗るのも、とくに嫌がる様子もなかった。

 さて、一度帰ると、今度はチャイルドシートだ。久御山のアカチャンホンポに行ってみた。そこは、ロックタウン久御山のなかにあり、DIYのニックや、家電のミドリ電化、家具・家庭用品のニトリなどが入った、ショッピングセンターになっていた。自家用車がないとこういう所には行く機会がない。僕にとっては、フロリダはオーランドの大アウトレット群以来の、メガショップだった。商品陳列の仕方やカートの種類など、アメリカ臭かった。

 無事、思惑のチャイルドシートを手に入れることができた。タカタのミリブ3500というモデルで、自動車事故対策センター/チャイルドシートアセスメントで、「良」とでた機種(ミリブ4000)と同系のものだ。ちなみに、たびたび登場の平野さんは、このミリブ4000を使っている。

 それにしても、こんなに巨大なアカチャンホンポは始めて見た。そして、加奈子と同世代のベイビー達が、こんなにたくさん存在しているのも、始めて見た。子どもだらけだった。

 帰りの国道一号線は、月初めということもあるせいか、かなり混雑していた。ノロノロ運転中に、僕は偏頭痛を再発し、和子さんは咳き込んでいた。そして、最も感情をあらわにする加奈子は、帰り道の間中、ギャンギャン泣いた。つまりみんな調子が悪かった。新車独特の匂いもするし、どうやら車内の空気が悪いようだ。帰ってから、窓を開けっ放しにして、しばらく放置した。

 チャイルドシートは、思っていたよりもずっと簡単に取り付けができた。取り付けのビデオまで付いていて、一発で取り付けられた。夕方、試しに加奈子をチャイルドシートに乗せてドライブしてみようと出掛けたら、乗り心地が良かったのか、出て3分も経たないうちにコクリコクリとやり始めた。「泣き止まない子を車に乗せて、一晩中走った」という子育て談義を聞いたことがあるが、かなり納得。

 晩、和子さんの咳がひどくなり、僕の頭痛もとれる気配がない。今日はさっさと寝よう。

(ほぼ毎日の更新予定です)
 筆者紹介
山田亮
この8月12日、第1子の加奈子ちゃんが生まれた。
誕生前の第1段階、誕生後の第2段階、そして和子さんの産休が明ける第3段階が間もなくやってくる。和子さんは名古屋大学に新幹線通勤する。福祉研究者、基礎経済科学研究所事務局長、主夫と八面六臂の大活躍。ホームページもユニーク(「山田亮のアンチマッチョ宣言」
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