亮ちゃんの子育て・親育ち日記
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第174回 ご近所の皆様
 今日も加奈子はだいたいご機嫌だった。「だいたい」というのは、ほぼ毎日の夕方5時頃から7時頃の黄昏時に、決まって一度機嫌が悪くなるからだ。今日は、和子さんの帰る1時間ほど前から、黄昏時がやってきた。しかしまぁ、ずっ〜と加奈子を一緒にいると、少々激泣されても、「お〜お〜どうした?」というくらいに受け止められるようになってきた。以前は、「ありゃりゃ〜どないしよ」という感じだった。

 さて、今日も天気が良く暖かだったので、ご近所を散歩しまくった。4回くらい外に出ただろうか?

 昨日、五軒隣のB婦人(なんだかデビ婦人みたいだが)とお話しした。加奈子よりも1週間早く産まれた男の子がいるのだ。二人目のお子さんということもあって、雰囲気に余裕が感じられる。肩こりや腰痛の話、ベビーカーの話などをした。身近に先輩が居るというのは有り難い。今度、小児科のコトを聞こうと思う。

 お隣のUさん宅には、よく姪っ子さんの子ども(女の子二人)が遊びに来ている。どうやら、保育園の時間とお母さんの勤務時間とが合っていないらしく、Uさんが預かっているようだ。二人とも元気のいい娘さん達で、我が家では「怪獣」と呼んでいる。いずれ加奈子もああなるのであらう。

 僕達の住んでいる地域は、昭和30年代に開けた、いわゆる四戸一(よんこいち)の長屋集合住宅地だ。入居している人達のほとんどは、開拓当時(当時は周りには田圃しかなかったそうだ)若き労働者達だったようだ。40年経った今は、定年前後の人が多い。入植世代の子どもたちが、第三世代を産む時期になっている。僕達は、晩婚のせいで、この時期としてはかなり遅れた部類だ。だから、日中散歩していると、よく表で立ち話をしているオバチャン達を見かける。いわゆる下町の風景だ。オッチャン達はいずこへ?下町ゆえの濃い〜い(≧▽≦)人間関係があるが、それについては何かのキッカケで話題に上るであろう。

(ほぼ毎日の更新予定です)
 筆者紹介
山田亮
この8月12日、第1子の加奈子ちゃんが生まれた。
誕生前の第1段階、誕生後の第2段階、そして和子さんの産休が明ける第3段階が間もなくやってくる。和子さんは名古屋大学に新幹線通勤する。福祉研究者、基礎経済科学研究所事務局長、主夫と八面六臂の大活躍。ホームページもユニーク(「山田亮のアンチマッチョ宣言」
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