ひゅうまん京都:新着情報履歴

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2014/11/9  私も保育士の端くれで、幼稚園教諭の免許も持っているはず。子子育ても昔したことがあり、子どものことについての基本は一応知っているつもり。

 もし子どもが頭を打ったときの対応は、たしか48時間は様子をしっかり見守る、急変することもあるから。そして24時間は安静にしてなるべく激しい運動は控えておく、ではなかっただろうか。

 のうしんとうは怖い。その時は良くても、二次的にふらふらしてまた頭を打つこともある。テレビをつけていて、その瞬間を見てしまった、起き上がれない様子はただ事ではない。それでも、担架も人も来ない状況。

 結局自分で起き上がりリンクの外へ。顔面蒼白で椅子に座っているところが映されるが、そのあと、試合に出ると。「あかんあかん」とテレビの前で叫んでいたがもちろん届かず。

 もしも責任ある立場の指導者があれを見て、学校や部活の顧問やスポーツコーチが、倒れた子どもに「できるがんばれ」となってしまわないだろうか。

 本人がいくらやるといっても、止めるのがコーチや監督ではないのだろうか。スポーツドクターはいなかったのだろうか。棄権をするとどのようなリスクがあるのか、私にはわからないが、あれをスポーツマン精神だといわれることが恐ろしい。

 たとえリスクがあったとしても、若者のこれから先の人生を考えれば、将来のリスクのほうが怖いのではないだろうか。瞬間の判断は誰もが難しいところ。だからこそコーチや監督がいるのでは。

 指導者の役割は子どもの将来を左右します。昨日の場面を見て、改めて強くそう思いました。(いけぞえもと)

 

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