20060510<>◇5月9日の朝のNHKテレビで「子どもの放課後受け皿整備へ」というニュースが報道された。また、同日の朝の閣議後に、猪口少子化対策特命大臣、川崎厚生労働大臣、小坂文部科学大臣がそれぞれ記者会見をして、「放課後子どもプラン」の創設を3大臣で合意したことを発表した。◇このプランの背景には、学童保育のニーズの急増と待機児童対策に対応した早急な整備、緊急な子どもの安全対策、学童保育と学校との連携の強化などでの学校を活用した放課後対策の必要性があった。◇具体的な内容は、今年の概算要求までに事務方で詰めるということ、教育委員会主導により学校施設の活用をはかり、放課後児童クラブを小学校内に整備していくことという枠組みだけを決めて、あとは文部科学省と厚生労働省で詰めるものとなっている。◇合意内容に「一体的あるいは連携」があることは「一体的」として学童保育が「全児童対策事業」に解消されてしまう危険も含んでおり、情報収集とともに、「固有の事業としての学童保育をなくすな」の全国的な運動が求められる。
<><><>#ffccff<><>どうなる、どうする学童保育