20040414<> 京都新聞に“障害児の余暇を地域が支えよう”との記事が掲載された。4月18日の午後、キャンパスプラザ京都で「京都障害児放課後ネットワーク」が開催するシンポジウムを紹介するものである。「学校5日制の導入を受け、障害のある子も地域で過ごす時間が増えたが、保護者たちの多くが、福祉サービスの不足や、サービスの内容の情報不足に悩んでいる」と紹介されている。「福祉新聞」もこのシンポジウムを紹介したことから、この4〜5日、連絡先となっている京都連協事務局には、事業所や記事を見た一般市民からの問い合わせや相談が相次いでいる。今日も「田舎と違って都会は、地域によって障害児への理解がまちまち、もっと啓蒙活動をしてほしい」というご意見や、「学童保育は就労が条件だから入れなかった」といった相談も含めて、電話の対応に追われた。
 学童保育への受け入れは、養護学校在籍児も含めて障害のある子どもの受け入れが拡がっている。保護者の学童保育への期待も大きい。しかし、その一方で指導員の加配など条件整備は進んでいないし、大規模化など子どもたちの安全や安心した生活すらおぼつかないと実態もある。障害児の放課後や地域での生活保障の施策を求めるとともに、学童保育施策の抜本的改善が求められる。(事務局;松井 信也)<><><>#cccc99<><>受け入れは拡がっているが…