20040331<>◆明日から新しい年度が始まります。来年度も「入所保留(待機)」「大規模すし詰め」などの情報があちこちから寄せられています。京田辺市でも、「40名定員」の8クラブのうち3クラブで合計18名が「待機」になりました。初めての「待機」に保護者会連合会が抗議の行動や増設などの要請署名などに取り組んでいます。一部特例で定員超過を認める方向で動いているようです。一方で京都市では「定員60名以下」としながら80名、90名のすし詰めです。国も京都市も子どもや指導員、施設などの基準をつくり財政措置をすべきです。「利用料徴収」をしているならなおさらです。◆昨夜は「機関紙"はばたけ"の毎月発行を祝う会」を開催しました。といっても発行に携わった事務局員や連協役員7人で京都駅前の居酒屋でささやかに祝杯をあげただけですが。今年度「はばたけ」は8ページ立てで毎月1日付で定期発行をめざし、実現しました。当たり前のことかも知れませんが、今までは毎月発行は出来ていなかったのです。事務局のUさん、Hさんにも随分とお世話を掛けました。8ページ6000部を印刷、折りにかけ、発送する仕事はそれはそれで労力のいる仕事です。父母と連協をつなぐ日常的な機関紙をもっともっと親しまれるものに近 づけたいと思っています。そのために皆さんからのご意見や情報提供をお待ちしています。(事務局;松井信也)<><><>#ccccff<><>新しい年度を迎え…
20040310<>「何かあればこの子の運命ですか!障害児だけ特別にできないなんて言わないでください」
昨日早朝、京都市役所前で「京都市・障害児に学童保育を保障する連絡会」が、5年生以降の学童保育継続を求め緊急の宣伝行動を行った。参加したのは、学童保育に通う障害児の父母や、指導員ら10名余り。 慣れぬマイクを握って、次々と訴える父母たち。
「一人親家庭なので、5年生になったら仕事を辞め生活保護を受けるしかありません」「 5年生で京都市の言う『自由来館』で通わせています。費用を抑えるためにお父さんも仕事を休みがち、それでも1年間で75万円の介助者費用がかかりました」「利用料をキチンと払っています。でもマンモス児童館、職員不足で『危険だから』と通所を制限されています」
来年度の京都市「児童館事業算定基準」が出された。「障害のある児童を5名以上受け入れている場合」の加算に、なおかつ「学童クラブ登録児童数が61名以上」というランクが新たに付け加えられた。対象となる学童保育にとっては「朗報」かも知れないが、「すし詰め」を奨励しているようなものだ。子ども一人にかかるコストを抑え事業効率が「良くなった」などとする行政の事業評価は福祉分野には当てはまらないと思うのだが。(事務局;松井 信也)<><><>#ffccff<><>何かあればこの子の運命ですか!