20031023<> 11月1〜2日、栃木県宇都宮市体育館・白鴎大学(小山市)を会場に「第38回全国学童保育研究集会」が開催されます。今年5月現在で学童保育数は全国に13797か所を数え、入所児童数で54.5万人と確実に毎年増えつづけ、5年前から4300か所(20万人)の増加となりました。しかし、やっと小学校数の58%でまだまだ不足していることに加え、「定員」オーバーで「待機」や「すし詰め」大規模化が問題化してきています。また、川崎市のように「全児童対策」に「留守家庭対策」を含めるとして学童保育所を廃止してしまったり、東京都のいくつかの区では児童館を廃止して、学童保育を学校内の「全児童対策」に一体化するなどの動きも出てきています。
新たに施策ができても、指導員が日替わりであるなど、役割を果たすには不十分な学童保育も増えています。しっかりと役割を果たせる学童保育を制度として確立していくかどうかの「岐路」にある運動の飛躍点にしていきましょう。京都からは現在80名の参加状況です。
(事務局;松井 信也)<><><>#ccccff<><>11月1〜2日「第38回全国学童保育研究集会」が開催されます。当日もOKですよ!
20031021<> 日曜日、「京都障害児放課後ネットワーク」(玉田眞紀美)代表が立命館大学産業社会学部津止研究室と合同で行った「京都障害児放課後・休日実態調査」の第1回調査報告・検討会が開催され、参加してきた。京都府内の小・中・高(障害児学校も含む)の学校に通う障害児約3500名の20%近く673世帯の家庭からのアンケート回答や、96世帯への詳細な聞き取り調査の結果などからまとられており、学校完全5日制実施後の障害児の放課後の生活や家族負担の実態が一定明らかにされた。「5日制以後の生活の変化」では58%が「悪い方に変化」、「何も変わらない」と答えた16%の半数が「困った状況そのものは以前と何も変わらない」と答えている。公的施策が学童保育を除くと皆無に近い状態の中で、放課後や休日の介助を母親や兄弟姉妹などが大部分を担っている。「中学・高校まで継続できる学童保育」という要望が一番多いが、現行の学童保育制度がそうしたニーズをすべて受けとめるには無理があり、障害児の放課後・休日など地域で過ごす制度、家族の就労保障の確立に向けての政策づくりが求められる。 (事務局;松井 信也)<><><>#fdd6b3<><>障害児放課後・休日実態調査報告・検討会
20031016<> N郵便局集配営業課から課長ら2名の訪問があった。1ヶ月ほど前、40通ほどの別納郵便の集荷に来てもらったときの職員の態度の横柄さに我慢できず、苦情(「100通以下は自分で投函してもらうのが基本」という職員の言質の確認)の電話を入れたことがあった。もちろんそんなことはなく、誠実で人の良さそうなその課長は「集荷を受け付けたからには1通からでも伺います」とお詫び方々「引き続き郵便局の利用を」お願いされた。業者の宅配便やメール便の普及で郵便局も大変らしい。「これからも利用させていただきますよ。ご丁寧に、わざわざありがとうございます」と多少、恐縮して応対を終えると、その課長は「学童保育ですよね、実は私も少し前までS市の学童保育で役員をしていたんですよ」!!「そうですか…」しかしもう一人の局員の手前、それ以上の会話はなかったが、これはもう急接近。どこにでも関係者がいるということと、共通して貧困な学童保育の実態の中で頑張っていたのだろうなと推測することは容易く、「そうかい、そうかい、君もそうだったんかい」と嬉しくなった。 (事務局;松井 信也)<><><>#ccffcc<><>そうかい、そうかい、君もそうだったんかい!
20031009<> 来春2月15日、第20回を迎える「京都こどもてづくり凧あげ大会」が嵐山東運動公園で開催されますが、その準備会が持たれました。第1回から参加していて20回と聞くと感慨深いものがあります。先日もOBで飲む機会があり、親子1500名以上が集う「大会」の20周年記念の企画をどうつくるかと話題になりました。そこでは、何か「目玉」で話題性をつくることではなく、キーワードは「伝承」と「ネットワーク」だと。子どもと大人がつどい、人生の先輩から子どもたちへ「文化」を継承すること、具体的には「凧」に止まらず、様々な遊びを伝えていく場所にしようと話されました。 京都の学童保育だけを取りあげても、驚くようなコマの名人芸を子どもたちと一緒につくってきている指導員など「遊び」にとことんこだわっている指導員や学童保育は少なくありません。記念の大会にふさわしく、一回り大きく拡げていきたいと思います。
みなさんも一度「凧のホームページ」に遊びに行ってみてください。(事務局;松井 信也)
http://www.geocities.co.jp/SweetHome-Brick/6628/<><><>#ffccff<><>一度遊びに(?)行こう!
20031006<> 東京出張。いつものチケットショップに「自由席券」を買いに行くと、ダイヤ改正後「自由席券」は扱えなくなったとのこと。「自由席回数券」「ビジネス自由席回数券」そのものが無くなったらしい。安く行こうと思えば「自由席券」を通常の料金で買うしかない。午後からの会議なので9時過ぎの新幹線でと時刻表を見ると9時台の「ひかり」は2本しかない。始発駅でない限り「のぞみ」の自由席は座れないと思い奮発して「のぞみ」の指定席をとった。
2日目の会議が終わって、帰りの東京駅。ビールやつまみを買い込み、関西の関係者8人で「のぞみ」自由席に陣取った。「ひかり」も「のぞみ」も自由席は同料金、それならばと京都まで20分近く早い「のぞみ」を選んだ。ところが検札の乗務員は、9月30日以前に購入した回数券には「追加料金」がかかると言う。何人かがそれだった。旅行業者の友人から「追加はないはずだ」と聞いていたので、ボクは「同料金なのに、おかしい。勝手にひかりを無くしておいて、そんな物払う必要はない」と気色ばんだ。みんな口々に「乗れるはずだ」「おかしいやないケ」と騒ぐが、乗務員は「いや制度が変わりましたので、それを言われても私の方は・・・」。ボクより大人の友人たちは「仕方ないね」と840〜1100円位の追加料金を払おうとしたとき、その乗務員は「以前ならもっと大変なことになりましたよ」と不正乗車をしたかのように、我々乗客を威嚇し始めた。頭にきた!「どういうことや、それは言うたらアカンことや!」と少々言葉を荒げると「すみませんでした」とお金だけ受け取って行ってしまった。が結局、負けてしもた。口の悪い大阪のM女史は「松井さん! ここで降りるし、新幹線停めてくれって、何で言わへんかったん」・・・。 (事務局;松井 信也)<><><>#cccc99<><>泣く子とJRには勝てん!