20030630<> 昨日、美山町に行って来た。京都市の北に位置する人口5千人余の林業・農畜産加工品、最近は銘水を使っての地ビールなどにも手がけている過疎の町である。 5つの村落に5つの保育園と5つの小学校がある。数年前から学童保育を求める父母が数人集まり、町への要望をあげたり、学習会を開催したりしていて、ボクも3度ほど学習会に寄せていただいた。この、春休みに父母たちが「学童保育ふきのとう」をたちあげ町始まって以来、初めて学童保育が誕生した。5小学校区から通うことになるため、父母が送迎しなければならず、現在は毎週水曜日に開設している。今は、夏休み中の開設と年間を通じた毎日開設の道を探っている。町も施設提供やニーズ調査などには協力してくれているが、現在のところ町としての開設には踏み込んでいない。行政担当者は「5人からでも補助があれば、全5小学校で開設できるのに」と以前、話されていた。
 昨日は、映画「ランドセルゆれて」美山町上映会の打ち合わせに、映画プロデューサーのT氏に同行した。参加者は父母4人であったが、次回は10人以上の発起人会として、7/12の試写会、8/9の本上映を350人を集め成功させることを決めた。帰りにお土産に頂いた、参加者のお母さんが作った美山町特産品指定の「タマネギ」が、周山街道のくねくね山道で車の中でごろごろ転がった。 (事務局;松井 信也)
<><><>#fdd6b3<><>地ビールとタマネギなのだ! 20030627<> 全国連協の中央要請行動が行われました。午前中からの厚生労働省や文部科学省との懇談を始め、全政党会派や国会議員、地方6団体、関係諸団体への要請行動も一日かけて行われました。要望のポイントは3点、@設置目標数と補助対象箇所数を大幅に引き上げて下さい。A学童保育の質的拡充を図るために、私たちが求める設置・運営基準をもとに、国としての基準ををつくり、財政措置ををしてください。B 「全児童対策」事業で学童保育の役割は代えられません。働く親を持つ子どもたちの継続した生活の場である学童保育を充実してください。今日のこの行動には、京都からは中山副会長にも参加していただいています。明日は全国事務局会議、今日の結果も報告されることと思います。東京に行って来ます。(事務局; 松井 信也)<><><>#cccc99<><>全国連協が中央要請行動 20030623<> 一泊で学童のOBの住む東吉野村に行って来た。単身赴任で奈良の実家からの通勤となり、オール檜の民宿・山小屋風の家に建て替えたので遊びに来いと、半年も前から誘われていたのだが、京都から車で3時間かかる山奥まではなかなか足が向かなかった。とうとう決意をして妻と二人、土曜の昼過ぎに出発した。途中、アホなナビ(妻ではなく、器械のこと)に頼って、道に迷ったが何とか到着した。79才になるおばあちゃんが元気に出迎えてくれた。本人は待っていたけど遅いので、遊びに来ている大学生の息子を連れウナギの仕掛けに行ったらしい。
 囲炉裏のある20人ほどは集える広い居間からは前を流れる清流と山々、60世帯ほどが住む「大又」の村落が見渡せる。もうこれだけでリフレッシュ・感動モノである。夜はきりりと冷えた日本酒に、囲炉裏で天然ウナギや川魚、途中で買った大アサリなどを焼き、おばあちゃん特製の鮎のみそ煮に舌鼓を打った。この鮎のみそ煮は初体験だったが逸品で、厚かましくお持ち帰りを所望した。翌日も、朝から庭先でビールを片手にその日掛かった73センチもある大ウナギを焼いた。脂がのって旨い。その日、食べ過ぎたウナギが祟ったのか、喉に骨せんべいが引っかかって夜まで苦しんだ。 (事務局;松井 信也)<><><>#ccccff<><>大ウナギの祟りか・・・ 20030621<> 夕方、所用があって事務所に車を置いて市バスに乗った。結構混み合った車内では横一列シートを高校の剣道部らしき生徒たちが占拠していた。男子10数名、女子3〜4名が大きな声でしゃべる、笑う、嬌声をあげる。。乗客も迷惑そうな顔をしているが誰一人注意しようとしない。運転手も何も言わない。「いい加減にしろ!」と言いたくなったが、巨体の高校生たちに持っている竹刀でめった打ちにされてもかなわない。しかし、そこは生まれ持った正義感の強さと学童保育という子どもの教育や育ちにかかわる仕事をしている者としては黙ってはいられない。「スポーツマンは礼儀正しいはずだ、滅多なことはないはずだ」と自分に言い聞かせ、それでも一番賢そうで優しそうな顔をした男子生徒を選び、顔を寄せて小声で「君らなぁ、貸し切りやないんやから、もうちょっと小さな声でしゃべらんとアカンで、みんな迷惑しとるで」と言ってやった。小声と言っても隣近所には充分聞こえたらしい。「おっさん何言うとんねん」みたいな顔をするヤツもいたが、賢く優しいカレは「アッ、すいません」と謝り周囲も静かにはなった。10数人もいて、一人も迷惑だと気がつかないのが不思議だ。・・・追いかけてこられてもかなわないのでバスを降りると、そそくさと人混みに紛れた。 (事務局;松井 信也)<><><>#ccffcc<><>学童保育にかかわる者としては・・・黙ってはいられないノダ! 20030619<> 久々に会議もなく、家族との夕食のあと焼酎を飲みながら、夜遅くからのTV番組『VIぴ』を観てた。なかなか手に入らないという宮崎の麦焼酎「百年の孤独」を友人からもらったので、じっくり味わいながら。こんな時はソウルでもかければいいものを、たまたまTVをつけたらその番組だった。番組をすすめるオセロの松島は結構好きなので、そのまま観ていた。元『光GENJI』大沢樹生が「超刺激ツアー辛・臭・熱」に参加し「汗と涙のやせ我慢」をするといった内容でたわいもない。家の祖母も常々「美人は嫌い」と言っているが、ボクも二枚目や濃い顔、いわゆる「ソース顔」は余り好かないので大沢も好きにはなれない。
 ところが番組の終わり頃、オセロの「明日のお休みはどう過ごしますか」の質問に、なんと大沢は「学童のキャンプの下見に行くんですよ、子どもが学童に行っていて、僕も役員を・・・」と答えた。
 「エーッ、そうやったんや、エエ人やんか大沢クン」とボクの評価は一変した。 (事務局;松井 信也)<><><>#cccc99<><>あのソース顔の大沢が・・・ 20030611<>◆先日「(京都市の)共同学童保育にも適用されていた僅か年間6万円の『障害児対策費』が削られてしまって」と書きましたが、これは間違っていました。「地域学童クラブ助成事業」のその部分は変更されておらず、1名6万円/年はそのまま継続されています。公設のところの変更とごっちゃにしてしまった私のミスです。「要綱」で確認すべきでした。関係者の皆さんにお詫びいたします。
◆6/3に続いて10日にも「学童クラブに根本的改善を」と題した投書が京都新聞に掲載されていましたが、障害児の受け入れが4年生まで延長されたといっても、現場では「拒否」され入れていなかったり、「1ヶ月分の利用料をきちんと払いながらも、介助者・職員不足で、毎日通えない家庭もある」といった実態は続いています。やはり条件整備をきちんとしていないと、いくら制度上では認められても、スムーズにはいかないということです。   (事務局;松井 信也)<><><>#fdd6b3<><>訂正してお詫び申しあげます 20030607<>◆明日の日曜日は映画「ランドセルゆれて」の宇治市上映会です。会場は宇治市文化センター(JR宇治駅より約1.5q《徒歩約15分》、京阪宇治交通バス「宇治文化センター」下車すぐ、駐車場も有り)、上映時間は@10:30 A13:30の2回上映です。当日券もありますのでご家族お誘い合わせの上ご来場下さい。
◆月曜日は総会以後初めての役員会議。機関紙の定期発行やこのホームページの更新回数や内容などの充実、講座開催、北部地域や南部地域での交流会開催など、役員の役割分担もしっかりしてスタートしたいと考えています。(事務局;松井 信也)
<><><>#fdd6b3<><>宇治市上映会のお知らせ 20030605<>◆6月3日付京都新聞「読者の欄」に4年生になるダウン症のお子さんを学童保育に預けるお母さんの投書が載った。一度、留守番の練習をしたときにオーブントースターの中に真っ黒焦げのパンを見つけ愕然とし「冬でも家中の電源を切っておかねば」と思われたそうだ。京都市では、やっと今年からこれまで3年生までであった学童保育の対象年限が、障害をもつ子どもに限って4年生までに延長された。15年の長くねばり強い運動の結果である。そのお母さんは、行政担当者らへの感謝とともに、それでも「来年どうしよう、せめて小学校の間だけでも・・・。」との切実な願いを書かれている。行政担当者のところでは、早期より「理解」も示し、「課題である」と言い続け、努力もされたことだとは思うが、余りにも時間がかかりすぎたという印象を拭えない。貴重で大きな一歩だが先は長い。
◆一方では、共同学童保育にも適用されていた僅か年間6万円の「障害児対策費」が削られてしまった。新たに、障害をもつ子どもが5人以上いれば、月額8万円の「対策費」がつくということだが、5人も受け入れている学童保育は市内に10箇所にも満たない。その中に共同学童保育はむろんないし、受け入れられる条件もない。せめて、国の補助対象である「2人以上で70余万円」の市負担分を予算化して、共同学童保育におろしてほしいが、こうした「当たり前」の要求がなかなか聞き入られない。 (事務局;松井 信也)<><><>#ffccff<><>京都新聞への投書 20030603<> ここのところ昼食に利用するのは、千本丸太町にある喫茶軽食のJ。680円の日替わりは主菜の他に3品ほどの副菜とみそ汁、ごはんが付いて味もなかなかである。朝はヨーグルトにビール酵母に黒ゴマ入りきな粉、バナナ半分とコーヒーというのがボクのダイエット食なので、昼はお弁当にせよ外食にせよ、しっかり採るというのが基本である。
 今日も合同事務所のM氏と一緒に行った。支払はいつも各々別にするのだが、さてレジに行って払おうとしたら財布を入れたジャケットを事務所に置いてきてしまっており、小銭入れには400円ほどしか入っていない。Mに借りようとしたら、小銭を手に「なんじゃい、俺もポケットの小銭だけで、足りへんし借りよう思ったのに」・・・。顔なじみになったママは「明日も来てくれはるんやったら、明日でいいですよ」と言ってくれる。 Mが「こいつをカタに入れとくし・・」と訳のわからんことを言っている側で、マスターはニヤニヤ面白がっていた。  (事務局;松井 信也)<><><>#ccffcc<><>こいつを「カタ」に入れとくし・・ 20030602<> 昨日の全国指導員学校西日本会場(於;大阪高校)は1000名を超える参加者で大成功でした。体育館が使えず、キャパ700人の講堂はロビーも含め超満員。遅れて来た参加者はロビーにも入れず、全体会には参加できませんでした。午後からも多くの講座で椅子が足らず他の教室から運び込む程の熱気あふれた研修会となりました。私が世話人を務めた特別講座「学童保育の最低基準(設置・運営基準)を考える」も当初の予想を超える43名の受講者がありました。そのほとんどが指導員で、父母の割合の多い全国運営委員会とはひと味違う論議となりました。やはり、「適正規模」・「指導員配置(数)」や「保育指針案」の中味にかかわった意見や発言が多いのが特徴でした。
 6月の中旬に全国学童保育連絡協議会から「本文」「現状」「解説」からなる“国と自治体の公的な責任で条件整備を図り安全で安心できる学童保育を”『私たちが求める学童保育の設置・運営基準』が発表されます。これを活用し社会的合意を求めていく運動をすすめる中で、更にその内容が深められていくことを期待します。 (事務局;松井 信也)<><><>#fdd6b3<><>大阪高校は超満員!