20030226<>◆「文部科学省は25日、学童保育を2003年度から全国の幼稚園で展開できるよう側面から支援する方針を決め、近く都道府県を通じ、各市町村に通知する」(2/26京都新聞)といいます。法律が「市町村、社会福祉法人その他の者」が事業を実施できるという規定ですから、現在でも幼稚園での実施は可能で実際に229ヶ所(1.8%)あります。「今あるいろいろな社会資源を利用して安上がりにやってね、指導員をシルバー人材センターに委託するのもありよ」というのが国の方針ですから、劣悪な実態の改善はなかなか進みません。 どこで実施されようと、施設や指導員など国として責任を持つ「最低基準」が必要です。◆京都市の2003年度予算案が発表されましたが、児童館の建設費は2館分です。その内の1ヶ所は共同学童保育が運営されている学区です。住民にとっては嬉しい話ですが、共同学童保育の指導員は、建設される児童館に継続的に雇用される保障がありませんから職を失うといった死活問題です。「委託と同等の市の関与」があるから共同学童保育への国庫補助をとっているのに、市の新たな委託事業を始めるからといって、指導員が職を失うことがあってはならないはずです。「事業」は継続しているのですから、市は指導員の採用に責任をもつことは当然なことで、三郷市では裁判でも勝利しています。経験のある有能な指導員が職を失うことのないように求めます。(事務局;松井 信也)<><><>#ccffcc<><>経験のある有能な指導員が職を失うことのないように!
20030224<> 天の助けか、雨が早まり23日に延期された「凧あげ大会」は天気と風に恵まれ、1500人の親子で賑わいました。中空にぽっかりと静止したように浮かんだボックス凧(立体凧)を見あげながら、「開催できて良かったぁ〜」と実感しました。圧巻は8つの学童保育が順番に揚げた連凧。それぞれカラーリングに工夫を凝らし、また形も「ムカデ凧」など、100近い連凧が大空に一度に8列並びました。以前、連凧はよく途中で切れて、飛んでいってしまい見知らぬ土地でご迷惑をおかけしたことと思います。100までに数を限定したこともありますが、何よりも19回を数える歴史の中で「釣りバカ」ならぬ「凧バカ」も現れて、より深く科学するようになったことでしょう。角凧に反りを入れず「揚がらない」と走っていた青年3人を呼び止め、それを言うと「昔はプロやったのに・・・」と言い合っていました。閉会の挨拶の中村隆雄副実行委員長の言葉「最初の頃の子どもたちが、親となって参加してくれてる」・・・。うーむ、、来年は20年の記念大会を迎えます。
(事務局;松井 信也)<><><>#ccccff<><>天の助けか・・・ 20030222<>◆1週間延期された「凧あげ大会」が明日に迫りました。少し雨は早まって、朝までにはあがるという予報ですが、どうにもぐずつきそうで天候が心配です。なんとか晴れ上がってくれることを祈るばかりです。
◆京都市の2003年度当初予算案が提案されました。その中に「学童クラブ事業における障害のある児童対策」として、8360万円が計上されています。これには、先にも書きました「障害児の4年生までの継続」が含まれています。予算の中味は主に介助ボランティアの派遣にかかる費用ですが、この金額がせめて3倍になれば、「ボランティア派遣事業」ではなく、専門職員とまではいかなくとも臨時職員の加配ができると思うのですが・・・。
一歩前進には違いありません。精華町でもこの4月から養護学校児童の学童保育への受入が決まりました。一方で、向日市の学童保育で障害のある児童の5〜6年を打ち切る方針が出たと聞きました。国が、障害児も含め高学年の学童保育への受け入れの積極的推進を言っている時に、まさに逆行です。どうしてそんなことになるのでしょう。
不況で入所希望者が増大しているのに、施設の増設や指導員の増員をしないで、そのしわ寄せを子どもたちや障害児などに押しつける弱いものいじめとしか言えません。(事務局;松井 信也)
<><><>#cccc99<><>明日天気になぁ〜れ! 20030216<>◆あいにくの雨のため、「第19回京都こどもてづくり凧あげ大会」は23日(日)に延期されました。準備されていた実行委員さんや各学童の皆さん、残念ですね。大変なのは模擬店に出店予定の学童。仕入れた「生もの」は持ち越せず処分が大変です。私も、とある学童にハンドマイクを返しに寄ったついでにうどん玉30個を原価で買い取り、昼は事務所で片づけに来ている事務局メンバーと「うどん大会」でした。来週23日には良い天気と風とステキな笑顔にいっぱい出会えますように!
◆昨日からのメール相談。「入学説明会の後に学童の入所申請と聞いていたが、1月末で終わった、と言われた。どうしたらいいのでしょう」といったものです。「有料化」でシステムが変わったことを知らない市民がまだまだいると予測できます。京都市では学童の数が圧倒的に足らないことが背景にあり、必要でも入れない子どもたちが多くいます。「いのちと人権をはぐくむ子育て支援都市」を標榜し、目標としている京都市のお寒い実態です。希望者全員入所、職員処遇の抜本的改善に思い切った「政策転換」を求めます。 (事務局;松井 信也) <><><>#ccffcc<><>事務所で「うどん大会」だーい! 20030206<> 事務局には色々な相談や問い合わせの電話が入ります。京都市の「障害児連絡会」や「京都障害児放課後ネットワーク」、映画の事務局に「凧」の事務局の「連絡先」にもなっていますから、多くて当たり前です。電話の応対はその時だけでは終わらず、求められた資料を探したり、ファックスを送ったりと時間を費やし、その日に考えていた仕事にたどり着かないときもしばしば。半日アルバイトの方が入る日もありますが、基本的に一人専従のため電話は携帯に転送にしています。相談の電話で一番多いのが、障害児の学童保育入所に関するものです。今日も府内の自治体訪問の途中に入った相談が「ボランティアを探してほしい」というお母さんからのものでした。答えられることは答え、後は「連絡会」事務局にふって対応してもらいます。しかし、昼食の喫茶店でも電話を受けてしまいますから、食事もゆっくりできないこともあります。専従者は財政的に無理でも、もうひとり、一日アルバイトかボランティでもほしいと思うこの頃です。ボクも年齢(トシ)も年齢だしね。。。(事務局;松井信也)<><><>#ffccff<><>年齢(トシ)も年齢だしね・・・ 20030204<> 京都市2003年度予算案に学童保育に通う「障害児の4年生までの学年延長」が盛り込まれた。従来より、府内市町では学童保育の対象学年は4年まで、「障害児」は6年までというのが「一般的」なのに対し、京都市は対象学年を「3年生まで」とし、障害をもつ児童も同様に3年生までとしていた。障害児をもつ保護者らで構成する「京都市障害児に学童保育を保障する連絡会」を中心に、運動をねばり強くすすめてきた「学年延長要求」は生活のかかった最も切実な要求の一つであった。小学校6年までを(盲・聾・養護学校も含む)対象に、という点からみると不十分ではあるが、突破口となる大きな一歩を勝ち取ったと言える。「自立度」を口にしてきた京都市は、次に「何故4年までか」という疑問に答えなくてはならない。「自立度」は学年に関わらず、障害の種別や程度によって差があるからである。また、障害をもたない児童についても同様である。いずれにしても、この成果を大切な足がかりに運動を更に前に進めよう。
  (事務局;松井 信也)
<><><>#fdd6b3<><>京都市が「障害児の4年生までの学年延長」を含む予算案提案!! 20030202<> 2月1日、このホームページも「開設満1周年」を迎えました。応援ありがとうございました。
 同日夜の、映画「ランドセルゆれて」の京都試写会には府内各地から200人の方がご来場いただきました。指導員も親も自分の学童保育や子どもたちの顔とダブらせて、様々な思いで観られたことと思います。観賞後あるOBは「前はとにかく入れないと働き続けられないから、就労保障が先にあったけど、映画では子どもたちの生活保障が前面に出ている」「あんな学童保育や指導員を求めてる」と感想を述べておられました。子どもたちの生活が保障されてこそ親の就労が保障される・・・生活の保障と就労保障、この二つは、学童保育にとっての命です。子どもたちと働く親たちの抱える様々な困難によりそい、子育てを支える学童保育の、しかし今は劣悪で課題の多い学童保育。映画が学童保育の拡充の一助になればと、上映運動成功をめざします。
 (事務局;松井 信也)<><><>#ccffcc<><>本日24:25〜55・・・読売系「NNNドキュメント'03」観〜てね〜!
「ぼくらが主役〜学童保育を映画で救え」が放映されます。