20020326<> 「すし詰め有料化」が与党会派の賛成多数で市議会を通過しました。与党会派の中には、「政令市の中でトップクラスの入所率」と持ち上げた議員がいたとか。他と比べてみても、ひとりぼっちで放課後を過ごしていたり、ロッカーだけを増やしてもらって「すし詰め」にされている子どもや父母が喜ぶでしょうか。10月の実施までに実態の改善を求めていく、改善の見通しがないなら、「撤回」させる運動を強めていくことが必要ではないでしょうか。
 向日市でも、財政難を理由に将来的に「定員制導入」を示唆し、この4月からの入所についても今までになく「厳しい審査」で待機児童が生み出されています。長岡京市では、指導員組合との確認事項をなし崩しにして、配置基準が変えられようとしています。宇治市では学校完全週5日制を前に「土曜閉級」を基本に、20校区中8校で父母の送迎を条件に「定点開設」することが決められました。
 少子化に対応し、子育て支援や働く環境整備の重要性が叫ばれ、学童保育の拡充を流れにしなければいけない時に、「指導員の人件費抑制」や「財政難」を理由にした逆の流れが次々と起こっています。子どもの福祉や教育のお金を削る、ケチる…どこか間違ってはいませんか?<><><>#ccffcc<><>3/26京都市議会本会議で「利用料徴収」条例案可決 20020312<> 3/7、厚生労働省は全国児童福祉主管課長会議を開催。完全学校週5日制を迎えて学童保育の土曜日開設を促進させるため2002年度予算案に計上されている「土日祝日開設加算」の内容が明らかになりました。補助単価は22万3千円/年で、「原則、全土曜日開設している」(年間開設日数が291日以上)ところを対象としています。府内でも土曜を閉所している亀岡市や、土曜の午前を「一般開放」として保育しない向日市や長岡京市・大山崎町などの自治体もありまが、ぜひ全日開設の運動の足がかりにしてほしいと思います。ただ2002年度で数えても、祝祭日と重なる3日間を除くと49日の土曜日があり、新たに土曜日開設するにはこの程度の金額では済まされません。補助単価の増額を国に求めていく、また指導員や保護者に負担を強いることにならないよう自治体へ求めていくことが必要です。<><><>#ffccff<><>土・日開設加算の内容が明らかになりました
20020301<> 「すし詰め・利用料徴収」に反対し、朝8時から学童保育の父母・指導員、保育関係者らが市役所前で元気にビラまき。「連絡会」が用意した1700枚、福祉保育労のビラ1200枚をまききり、足りないほど。9時からは100名余で座り込み。市職労・府職労・京都市教組・京都社会保障推進協議会・京都医労連、全自交等、労働組合や府民団体からあたたかいコーヒーやお茶、アメやホッカイロなど差し入れも含め、激励をいただきました。リレースピーチの間をぬって、市議会5会派と京都市に要請行動。日本共産党からは多くの市会議員が直接激励に来ていただきました。劣悪なままでの「利用料徴収」の内容が明らかになるにつれてにますます怒りの声が高まっています。<><><>#ccccff<><>3/1 京都市役所前座り込みに100名参加